復讐のススメ

みなさん、ご訪問ありがとうございます。

このブログでも、何回か滋賀県大津市の
いじめ問題について触れましたが、
ちょうど今読んでいる本(漫画)で、
タイムリーなことを書かれているので、
紹介したいと思います。

漫画家・小林よしのりさんの
「ゴー宣 暫 一」
第三幕・第四場 「いじめから逃げる場所などない」 から。

雑誌「SAPIO」2007年1月24日号に連載されていたものです。

今から5年前に描かれたものなので、
今回の大津のいじめ事件に言及するものではないのですが、
いじめに対する本質を突いています。

よしりんは小学生の頃、
クラスで自己紹介をする時間がありました。

一人一人自己紹介していくと、
よしりんが突っ込みを入れて、
教室内を爆笑の渦に包んでいきました。

ところが、ある一人の女の子の自己紹介になると、
よしりんが突っ込みをためらってしまいます。

普段から暗くて、無口で、友達のいない
内気な女の子だったので、
周囲も、彼女の自己紹介に緊張の空気が張り詰めます。

彼女だけ突っ込みを入れないのも不自然だと思い、
よしりんは意を決して、彼女に突っ込みを入れます。


「生きてる幽霊だったりして!どわはは」


そしてそれを聞いた担任の先生が、
突然、鬼の形相でよしりんを睨みつけました。

女性で、いつも優しく、綺麗な担任の先生の表情が
豹変するのですから、よしりんはおろか、
周囲も恐怖に凍りつきます。


後年、よしりんは述懐します。
もし、内気な女の子に発していたからかいを、
誰もがスルーして、笑いのネタにでもなっていたら、
これが女の子への「いじめ」の引き金になっていたかもしれないと。


なぜ、当時の担任は一瞬にしていじめの兆しに気付いて、
いじめのきっかけを摘める事ができたのか?

おそらく、生徒たちを日常からつぶさに観察していたのであろう。

そして子供と「なれあわず」「なめられず」、
そして時として己の威厳をもって、生徒を威圧できた、と。

「なれあいクラス」を作った今の教師は、
そのように生徒を観察し、
時に威厳を持って、生徒に接することができるのか?
と、よしりんは問いかけます。


作中より引用します。

 いじめられた子は「逃げろ」と、アドバイスする大人もいる。
 偽の遺書を残してプチ家出しろとか、転校しろとか、
 死ぬくらいなら「逃げろ」と教える。

 だがこの社会に「逃げる」場所など存在しない。
 学校を出たら、3人に1人が非正規社員という時代だ。

 若者の3分の1が将来の見通しが立たない
 過酷な弱肉強食の社会なのだ。

  (P164抜粋)



だからこそ、とよしりんはこう続けます。


 だからこそ、いじめられても「戦え」と言うのではなく、
 「戦い方」を教えるしかないではないか!

 「復讐せよ」ではなくて。「復讐の仕方」を教えるのだ!
 加害者と被害者の区別なく、全員に「復讐の仕方を」
 具体的に教えよ!

 (P165抜粋)



『復讐の仕方を「自殺」しか知らないのが、
この国の大人と子供の共通の病なのだ』

とのよしりんの喝破は、本当にそうだと思います。

しかも、自殺は復讐にならないこともあるのは、
今回の大津の件で証明されています。


「いじめ」のない社会なんてない。
社会には、手を変え品を変えたいじめはありますし、
いじめた側が、ある日突然、
いじめられる側になることもあります。


「復讐の方法」

この言葉を目にした時に、この言葉を思い出しました。


落合信彦さんの本にあった言葉です。

その本がどこに行ったのか、今手元にないのですが、
言葉は覚えています。

たぶんこの本だったと思います。


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泣くな、復讐しろ。
最高の復讐は、最良の人生を送ることだ。

Don't cry. just revenge. The best revenge is to live well.

いじめられたら、最高の復讐をしようではないですか!











ゴー宣・暫 1
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小林 よしのり

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