風の呪殺陣

みなさん、ご訪問ありがとうございます。


本日はレビューいきます。

漫画「花の慶次」の原作である
「一夢庵風流記」の作者
隆慶一郎氏から。


本日紹介するのは隆作品の

「風の呪殺陣」



時は戦国時代。

比叡山延暦寺の修行僧である
昇運は、荒行と呼ばれる
千日回峰行の前段階である
百日回峰行の修行をしていました。

千日回峰行とは、7年かけて
通算千日を、定められた行程を歩き、
真言を唱え、定められた時間内に
所定の場所に
戻ってこなければいけない修行です。


ちょうど百日目の満行の日である
9月12日に、織田信長による
比叡山延暦寺の大虐殺という
日本史上でも類を見ない
殺戮が繰り広げられます。


この信長の大虐殺によって
人生を変えられてしまった
昇運を始め、おとうと弟子の好運、
山門公人衆の谷ノ坊知一郎達の
運命が、力強い筆致で表現されています。


私は本作以外にも、何作か隆作品を読みましたが、
本作が特に、身近にある死を意識して
今ある生を強烈に燃え上がらせる
人物を見事に書き切っている秀作だと思っています。


特に本作で登場する織田信長は、
天才、改革者の一面を抑え、
冷酷非道な一面を全面に押し出して
強烈な悪役として
登場させているところも必見です。


興味のある方は、ぜひ読んでみてください。




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