人生生涯小僧の心

みなさん、ご訪問ありがとうございます。

以前は、比叡山千日回峰行を二度
満行された酒井雄哉さんを紹介しましたが、
本日は大峯千日回峰行を満行された
塩沼亮潤さんを紹介します。



大峯千日回峰行は、
奈良県吉野山の金峯山寺蔵王堂から
大峯山の山上ヶ岳までの往復48キロ
高低差千三百メートルの道のりを一日で歩き、
これを毎年4ヶ月、
9年がかりで、合計千日続ける修行です。

こんな荒行をするのですから、
塩沼さんの体調は「良い」か「悪い」かではなく、
「悪い」か「最悪」かのどちらかだったそうです。

途中断念は許されず、断念する時は短刀で腹を切るか、
携行している死出紐で首を吊って
自らの命を絶たねばならないすさまじい掟があります。

塩沼さんは、前述の酒井さんの千日回峰行を知り
自身も満行したい、と決意されたそうです。


行の中で足を痛めるのは当然ながら、
自然災害や猪、熊の襲撃など
様々なトラブルにあうも
無事に満行できたものだと驚くばかりです。


極めつけは

「魔の区間」

と呼ばれている古戦場跡地に着いたとき、
武士の亡霊に首をつかまれ、
命を落としそうになったそうです。
ちょうど丑三つ時だったそうですが、
塩沼さんの極度の疲労による
幻覚だったのでしょうか?
それとも、本当に亡霊の仕業だったのでしょうか?


千日回峰行と言う苦行を経験した人にしか
書けない文章が本書にはあります。

ページをめくるたびに
緊張と背筋が伸びる思いでした。


本書では他にも
「四無業」と呼ばれる行があります。

断食、断水、不眠、不臥
9日間、食わず、飲まず、眠らず、横にならずの
行です。

9日間も不眠と不臥は可能なのか、
と信じられない修行ですが、
塩沼さんはこの四無業も満願し
そのことについて書かれています。


行の凄まじい体験記と
行ができることへの感謝の気持ちも述べられていて、
本当にこの本は衝撃を受けました。

興味のある方は一読してみてください。



人生生涯小僧のこころ
致知出版社
塩沼 亮潤

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