レビュー 「殉愛」

みなさん、ご訪問ありがとうございます。

本日のレビューは、TV放送後、著書出版後から
何かと物議をかもしている百田尚樹さんが書かれた
「殉愛」を紹介します。


歌手でありテレビ司会者で、関西では彼の番組は高視聴率をとると言われた
視聴率男・やしきたかじんさん。

食道がんを患いながらも一度はテレビに復帰しましたが
がんが再発し、今年1月に帰らぬ人となってしまいました。

本書はたかじんさんの3番目の奥さんであるさくらさんが
彼との出会い、看病、別れを
さくらさん目線から書かれたノンフィクションです。


今何かと騒がれているのは、本書では、さくらさんがたかじんさんと出会ったころは
独身となっていたのですが、どうも結婚歴があり、
しかもたかじんさんと出会った頃も既婚者ではなかったのか?
との疑惑がでています。

作者の百田さんもツイッターでさくらさんの結婚・離婚歴を白状していますし、
たかじんさんの娘が本の内容に対して間違いがある、
とのことで出版差し止めの訴訟を起こしたり、
たかじんさんが書かれたメモの筆跡が本人の字ではないのでは?
との疑惑がでたり、なかなか本の内容を
そのまま信じてもいいのかどうか不安になったりもします。


「殉愛」のアマゾンのレビューも最悪で、
低評価ばかりのレビューですが、
レビューを読んで気になったのが「読まなくてよかったです」
などと本も読まずに平気でレビューを書く人もいて、
ここでも悪意があって、レビューをそのまま信じられない状態です。


本書で書かれていることが真実であるとの前提で、
私の感想を書いてみたいと思います。


まず、よく言われているのが、

「さくらさんはたかじんさんの金目当てで近寄った」

ですが、金目当てでここまで壮絶な看病ができるのか?
と言うのが私の意見です。

24時間病室につきっきりで、薬の副作用で幻覚を見ているたかじんさんに
暴力をふるわれたり、
彼の体を拭くために熱いお湯でタオルを絞り、掌の皮膚がただれたり、
入院している病院にブジーがないと知るや、伯父に5千万円借りて
ブジー導入を病院に嘆願したり、看病の為に片方の耳が聞こえなくなったりと
本当にすさまじいまでの徹底した看病に、
看護師長が
「ここまで夫のために看護をする奥さんなんて見た事がありません」
と言わしめるのですから、仮にさくらさんがお金目当てだったとしても
たかじんさんにとっては、いい女性に看取られたのではないのか、
と私は正直に思ってしまうのです。


たかじんさんのメモの筆跡が違うとの意見も、
晩年の方はたかじんさん自身で字を書く体力もなく
もしかしたら口述筆記ではないのか?
と思ったりしますが、どうなんでしょうか?


たかじんさんの娘やたかじんさんのマネージャーであるKとUが
本書では悪者扱いされていますし、たかじんさん死後の会社乗っ取りや
遺産相続のもめごとなど、ドロドロしていますが、
本書で書かれているさくらさんの献身は本当であってほしいと思います。






殉愛
幻冬舎
2014-11-07
百田 尚樹

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 殉愛 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのトラックバック