レビュー 「鹿の王 (下)」

みなさん、ご訪問ありがとうございます。

本日は前回に引き続き、上橋菜穂子さん著
「鹿の王 (下)」を紹介いたします。

東乎瑠帝国に突如として蔓延した疫病。

犬を介した狂犬の病は、当初は突発的に
発生したものと思われていましたが、
調べていくうちに、黒い陰謀が渦巻く策略である事が分かります。

物語の一方の主人公・ヴァンは、奴隷として強制労働を強いられていた
岩塩鉱で赤ん坊を救うことになります。

家族を失い、生きる意味を見いだせないヴァンは戦士団の団長として
命知らずな戦いをしていましたが、赤ん坊を育てる事で
再び生きようと決心します。


もう一方の主人公・ホッサルは帝国随一の腕前を持つ医術師で、
師の病である狂犬の病に立ち向かい、治療法を模索していく内に、
自然現象で病を流布しているのではないと突き留めます。


タイトルの「鹿の王」の説明が文中に書かれていて、
読んでいくうちにヴァンが「鹿の王」になるな、との予想が読めてきます。

しかし、意外と想像外の展開であり、なおかつ希望の持てる終わり方だったので、
読後感はすがすがしかったです。


なにより展開によっては暗い話になってしまいそうなこの物語を、
ユナという天真爛漫な女の子を配置させた事で暗さを払しょくでき、
上橋さんのキャラクター配置のバランスの良さに拍手です。

興味のある方は読んでみて下さい。



鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐
KADOKAWA/角川書店
上橋 菜穂子

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 鹿の王 (下) ‐‐還って行く者‐‐ の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのトラックバック