レビュー「ダークナイト」

みなさん、ご訪問ありがとうございます。

本日はクリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト」を紹介します。

バットマンビギンズから始まるバットマン3部作の2作目ですが、
それぞれが完結されている物語なので、
「ダークナイト」だけを観ても理解できる内容となっております。

10年前の作品ではありますが、私はかなり衝撃を受けた映画なので、
今でも鑑賞することがあるくらい好きな作品です。


基本、アメコミを映画にした作品はあまり興味がないのですが、
「ダークナイト」だけは違いました。


ゴッサムシティと言う架空の街での物語。

正式な警察組織の一員ではないものの、
街の治安を守るバットマンは、マフィアからは恐れられ、
市民からはヒーローと称えられる反面、
法で裁けぬ悪人に対して、力でもって成敗するので、
ならず者とも呼ばれるダークヒーロー。


そんなゴッサムシティに突如として現れたジョーカーは、
ある銀行を襲撃して大金をせしめます。

が、それは裏で暗躍するマフィアたちの存在を浮かび上がらせる為であり、
バットマンをおびき寄せる挑発でもあったのです。


街の治安を守るためにバットマン、ゴードン警部補、
地方検事のハービー・デント達がマフィアと対峙していきますが、
あざ笑うかのように事態はますます悪化し、
3人の運命を狂わせていきます。


この映画の好きな理由は、ノーラン監督の展開の早さです。

映画は2時間30分にもなりますが、
何度鑑賞しても中だるみも起きず、時間の長さを感じない傑作です。

CGを多用せず、病院の爆破シーンも本当にビルを爆破させ、
失敗の許されないシーンで、爆破のタイミングが遅れてしまったのですが、
ジョーカー役のヒース・レジャーが
機転の利いたアドリブがそのまま本作に使用されるなど、
実写ならではの緊張感も画面から見て取れます。

そして迫真の展開を更に盛り上げるのが、
ハンス・ジマーの高揚する音楽。

俳優陣も豪華で、クリスチャン・ベール、アーロン・エッカート、
ゲイリー・オールドマン、マイケル・ケイン、モーガン・フリーマンなど、
漫画が原作であることを忘れさせる程に俳優陣の存在が重厚で、
登場人物一人ひとりに深みが出ています。



そして何より忘れてはいけないのが、

「ミスキャスト」

の下馬評が高かったのを一瞬にして黙らせた
ジョーカー役のヒース・レジャーの怪演。

ジョーカーと言えば一度ティム・バートン版バットマンで
ジャック・ニコルソンがジョーカーを演じており、
彼のジョーカーを超えることはないと思われていた程の存在感でしたが、
ヒース・レジャーはそのプレッシャーを見事にはねのけました。



彼の存在が「ダークナイト」の評価をもう一段高めたことは
間違いない程の見事な存在感でした。


この作品は、ダークであれヒーローとして描かれているバットマンが敗北するという、
消化不良を起こしてもおかしくないような結末になります。


が、正義対悪の単調な図式ではなく、
力をもって悪を征した時に、更なる凶悪な存在が出てくるジレンマ、
街を守るための行為が、
悪を糾すためなら不正も許容されていいのか、の問いかけ、

そして人間とは何か?

を娯楽作品の中にテーマとして訴えているようにも思えてならず、
色々と考えさせられるので何度も鑑賞してしまうのだと思います。


「ダークナイト」興味のある方は鑑賞してみて下さい。



次回、ネタバレ込みで、「ダークナイト」について語ってみたいと思います。



ダークナイト <4K ULTRA HD&ブルーレイセット>(3枚組) [Blu-ray]
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2017-12-20

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ダークナイト <4K ULTRA HD&ブルーレイセット>(3枚組) [Blu-ray] の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


この記事へのトラックバック