バットマンとノーブレスオブリージュ

みなさん、ご訪問ありがとうございます。

本日は前回紹介した映画「ダークナイト」をネタばれしながら、
バットマン、ハービー・デント、ジョーカーについて
私はこう解釈した、ことを書いていきたいと思います。


バットマンの正体であるブルース・ウェインはウェイン産業の社長。

巨万の富を得、会社の利益の一部を装備や武器、装甲車などを開発し、
バットマンとしてゴッサムシティに跋扈する法で裁けぬ悪人を
成敗する人物です。


では何故、ブルース・ウェインはそこまでして
バットマンとなり、命を削りながら街の秩序を守るのか?

私はそこに「ノーブレスオブリージュ」の精神からくるのではと思います。

ノーブレスオブリージュとは、

「財産、権力、社会的地位の保持には責任が伴う。」

「高い地位や富を得る人には、それに応じた社会的責任と義務が生じる」

こういった精神を表します。


それを映画内で如実に出ていた場面があります。

麻薬の売買現場に現れたバットマンは、
マフィアの面々を倒しますが、
その現場にいた、バットマンもどきの自警団も成敗します。

言うなれば彼らもバットマンに憧れて、彼の存在に感化され、
街を平和にしようとする味方のような存在。

しかし、バットマンは、もどき集団に対して

「(手助けは)必要ない!」

と一喝します。

それに対してもどきの一人が不平を言います。
警察でもないバットマンが、自身の判断で悪人を退治するのはよくて
俺達がマフィアと闘うのと何が違うのだ、と。

バットマンは答えます。

「ホッケー防具は着ない」

バットマンもどき達は、格好こそバットマンに似ていましたが、
その実はアイスホッケーの防具を着用し、
ライフル銃やピストルを武器にしていて、非力さを誤魔化していました。


バットマンになるには、バットマンであり続けるには強靭な肉体もそうですが、
悪人に負けないための装備が必要になります。

その為には開発や改良が必要になり、
その為にはお金が必要になります。


バットマンになる為には、常人以上の力とお金が必要である。


凡人がバットマンの真似ごとをするな。


バットマンがバットマンもどきに怒鳴る場面で、
バットマンの怒りをそう感じました。


ノーブレスオブリージュのエリート意識とも言えるこの精神が、
形を変えて、自信過剰や傲慢さを生むのではないか?

次回は、これについて述べたいと思います。










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