ダークナイト【ヒーローが抱える傲慢】

みなさん、ご訪問ありがとうございます。

映画「ダークナイト」について独断と偏見による解説をしておりますが、
今回は、ヒーローが持つ傲慢に触れてみたいと思います。


バットマンであるブルース・ウェインはウェイン産業の社長であり大金持ち。

莫大な資産でバットマンになる為のスーツや車を開発し、
悪人の暴力に負けない為の装備を身につけます。

乱れたゴッサムシティの秩序を守るバットマン。

いつしかこの崇高な使命が、

「ゴッサムシティの治安は自分にしか守れない」

との自信過剰、傲慢に変わるのではないのでしょうか?

この映画でつとに感じたのは、
悪人であるはずのジョーカーの魅力と、
正義感の強いバットマンや、ハービー・デントの負のイメージの投影です。


一体どこにヒーロー達の自信過剰や傲慢を感じたのかというと

 ・ブルースのセリフのジョーカー評「悪人は単純だ」
 他人は自分の想像する範疇の人。
 ジョーカーも数ある単純な悪人の一人だと決めつけていた。

 ・美女をはべらし、プリマドンナのバレエ公演を
 キャンセルさせる程の力を持っている。

 ・ブルースはレイチェルと結婚できると思い込んでいた。

 ・どんな悪人も殺さないのにハービーを見殺しにした。
  ビルから転落するジョーカーを救い、
  揉み合って落下するハービーデントを見殺しにした。
  ゴッサムシティの希望ハービーが殺人鬼になった今、
  生き残れば希望は潰えると判断したのか。

そして、ハービー・デントも両面が同じ表のデザインのコインで
2者択一の選択をしているようでいて、実は自分の考えは決まっている。

運命は自分でコントロールできる。

そのような自負、自信過剰、傲慢を見透かしたジョーカーによって
ゴッサムシティは未曾有の混乱に陥ったのではないでしょうか?


次回は、ジョーカーは何者か?を書いていきたいと思います。




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